てんからっ第3話2P「思い兼ね」「あのときの」

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第3話の2ページめです。
天界一の知恵者・思兼神(オモイカネノカミ)さんです。
個人的に本当に頭の良い人ほど一見は抜けてたりいい加減だったり
バカっぽい振る舞いをわざとらしく笑顔でするだろうなと思っています。
自分の知恵や力を誇示したがる人ほど、ましてやそれを他人を貶めることで
自分に対して証明して気持ちよくなりたい人ほど、思慮の無い人だと思います。
すばらしい人というのは笑顔が優しいものだろうと思います。

最近ニュースなどで取り上げられているイジメや体罰について
会社の休憩時間に40~50代の上司や先輩方が
「そんな程度で自殺してたら社会に出てもそいつ自殺すんだろ!」
「ちょっと怒ったくらいで体罰なんて言われたら、何も言えなくなるだろうが」
「こんなので訴えるなんて親がバカだよ」
などと笑いながら話していました。
誰一人として「子供の親はつらいだろうに」とは言いませんでした。

逆境というのは人が大きく飛躍するためには必要なものだと思いますし
育てる一環として叱ることは必要だと思います。
ただここで思ったのは
「自分の子供が同じ境遇で自殺して同じことが言えるか?」ということです。
体罰を苦に自殺した、しょうがない自分の子供が弱かったんだ、しょうがないと
素直に飲み込めるのか?親として自分が悪かった、先生は悪くないと
何も抵抗なくそう思って収まるのか?ということです。

このとき感じたのは
あぁやっぱり、人は自分がその痛みを味わわないとわからない
わかろうとさえしないものなんだということです。

事故で障害を持ってしまって苦しんでいる人の気持ちや
ストレスで精神を病んでしまった人の気持ちや
被災して生活が一変してしまった人の気持ちや
重い病気を患ってそれを一生かかえて生きないといけない人の気持ちや
親に虐待されて心に傷を負ってしまった人の気持ちや
家族や借金を背負って先の見えない将来を悲観してる人の気持ちや
子供が生みたくても生めない人の気持ちや
子供が障害を持って生まれてきてしまった人の気持ちや
これ以上無いというほど愛した人を失った人の気持ちなど

その立場にならないとわからないのです。
その立場にいなければ、人はどこまでも冷血になれるのです。
自分が平穏なら、自分が幸せなら、他人の苦しみなど気にも留めないのです。
笑って見ていられるのです、数秒後には忘れるのです。

さだまさしの歌の歌詞にあります
「いっそ世界中が 不幸なら と願う ボクがいる」
この心理が、心を病んで犯罪などに走る人の心理だろうと思います。

自分が苦しいと、幸せそうにしている人間が憎いです。
お前なんかに何がわかると怒鳴りたくなります。
でも、少し思慮深く考えると
アフリカなどで飢えて死ぬ子供よりははるかに幸せで
戦争で怯えて殺される人たちよりははるかに幸せで
親に売られて売春させられている10歳くらいの少女よりははるかに幸せで
必要が無くなって廃棄された人よりははるかに幸せで
不満を言っている自分が、はるかに幸せ者だと痛感することになります。
本当のところは他人を責めるなどできはしないのです。


「私より大変な人生を生きてる人はたくさんいますから!」
と私に言った人が前にいました。
その人の生活は、私から見たら私には想像できないほど重いものだったろうと思います。
今の自分が、その人のその言葉をそのとき聞いたとしたら
ただどうしようもない気持ちに泣き崩れたかもしれません。
何ができるか、何をすべきかを真剣に考えていたかもしれません。
その当時は何も感じませんでした。

無駄使いせずに地道に貯金をしています。
会社では酒もタバコもパチンコも風俗遊びもしないつまんない奴と言われます。
何のために貯金するんだよとよく聞かれます。使ってこその金だろうと。
お金には実のところあまり興味がありませんが
いつかきっとこれを必要とするときが来ると思って貯めています。
いつか来るそのときのために、です。

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